ピンボケした写真の活かし方

こんばんは。
まっつです。

今日は”ピンボケしてしまった写真”についての記事を書こうとおもいます。

  • 渾身の一枚がピンボケしてしまった
  • 子どもとの思い出写真がピンボケしてしまった
などでその写真をボツにしてしまい、悲しい想いをしたことがある人には
是非読んでいただきたいです。

この記事はタイトル通り
ピンボケした写真の活かし方として書くので

×ピンボケしない写真を撮ろう
〇ピンボケした写真を活かそう
という内容になっています。

つまり、”ピンボケしない写真を撮りたい!!”
という人に向けた記事ではありませんのでその点はご了承ください。


ピンボケした写真

ピンボケした写真といっても
かなりレパートリーがあると思いますが
今回は例としてこの写真を使わせていただきます。

ピンボケ写真になってしまう原因

もちろん、真剣に撮っててもボケます。
自分の場合、ボケる原因は主に3つで

まっつの写真がボケる原因
  • 目が悪く、ピントが合ってると思っていても合っていない
  • オールドレンズで絞りを全開放にして撮ることで、ピントが甘くなりボケる
  • モデルさん(息子)がめちゃ動く

これらがほとんどです。
きっと、共感してくれる人も
多いのではないかなと思います。

そして、そんな原因からピンボケした写真を現像の時に発見し

  • 悔しい
  • できることなら撮影時に戻りたい
  • どうにかして残せないものか
なんて思うわけです。
きっとカメラをやっていればこういう苦い想いする時あるかと思います。

ピンボケした写真のフォロー

では、ピンボケしてしまった写真どうするか
それは大きく分ければ2つしかありません。

残すか、残さないか

この2択です。
(ドヤって言いましたが、ピンボケしてない写真もこの2択ですよね。。)

でも、
カメラを始めた頃の自分は
ピンボケした写真→残さない。
と無条件に一択でした。
レタッチや修正の知識もなかったので
仕方ないですよね。

しかし、レタッチや修正ができることを知ったり、
フィルムカメラやオールドレンズを使って、
写真を撮るようになったり、
よく動き回る息子を撮るようになったりするうちに

ピンボケした写真でも残してもいいんじゃないかな。

そう思えるようになりました。

その心意は
  • 多少なら修正できる
  • ピンボケも含めて空気感
  • ピンボケしても表情や思い出は死なない

そう思えるようになったからです。
そして、ピンボケした写真でも残したいと思えるということは
その写真やその時の空気感に対する想い入れが相当強い証拠になるのではないかなと思います。

だから、今でも”ボケて悔しい”と思ったときは
想い入れの強かったサインだと思い
自分の中の”気付き”として大切にしています。

そういう考えが生まれると
次は
じゃあ、ピンボケした写真をどう残そうか
という考えに進みます。

ピンボケした写真の加工方法

ピンボケしても残すと決めたら
その写真に自分なりの価値を見つけて
加工し表現し直すとが大切だと思います。

自分がしている加工は主にこのどちらかです。

  • ピンボケを活かす
  • ピンボケを修正する

ここではそれぞれについて簡単にではありますが、書いていきます。

ピンボケを活かす

これは文字通りピンボケを認めて
それを活かしてしまおうという一種の開き直りになります。

フィルム風レタッチ

これはレタッチする際に、フィルム風加工にすることで
ピンボケを活かしてしまおうというものです。
これらの写真はレタッチでピンボケたまま残したものになります。

粒子を足したり、シャドウに淡い寒色系の色味を足すことでフィルムカメラで撮った写真に寄せてレタッチしました。

フィルム風のレタッチはどこか心温まる懐かしい質感や空気感を出してくれるので、
ぶれてしまった写真でも貴重な思い出として残したい時には重宝しています。

もし、時間があればこのレタッチも
パラメーター公開記事で書ければと思っていますが
とりあえず今日は作風のみの紹介になります。

多重露光

写真がピンボケた状態でも
他の写真と重ねることで
ピンボケに視線がいかなくなったり
むしろ活きることもあります。

これは気球の写真と多重露光することで
境界線などが曖昧になります。
結果、息子ドン!といった写真の時と比べて
視線や見方がボケをより許容できるようになりました。(わたし的にはですが笑)

ピンボケを修正する

先ほどのピンボケを認めるとは対照的に
こちらはピンボケを認めず、
できる限り修正しようという方法です。
自分はPhotoshopの”ぶれの軽減”や
ぼかし機能を使ったりシャープ機能を使います。

今回はその中でも手軽にできる”ぶれの軽減”の方法について、
Adobeのサイトで解説してくれていますので、
そちらを紹介させていただきます。
手ぶれによるボケを補正

まとめ

カメラを使って写真を撮っていればピンボケ写真は避けられないものです。
(最近のスマホは優秀ですが)

撮った写真がピンボケしないに越したことはないですが、
活かしたり、修正する方法もあるので
ピンボケ写真を過度に毛嫌いしたり、無条件にボツにしなくてもいいのではないでしょうか。

大切なのは、ピンボケ写真を見たときに
悔しいけどボツ
どうにかして残したい
と思った心の声を聞き
その心の声に従ってピンボケ写真と向き合うことだと思います。

何度もいいますが
“ピンボケしても残したい”は強い想い入れの証拠です!!
写真も気持ちも大切にしていきましょう。

ピンボケしても残した写真を集め
ピンボケギャラリーを作ったら
自分にとって大切な想いを込めた
素敵なギャラリーに
なるんじゃないかなと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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